就職・転職後は2週間で成果を出せ

転職後に気になるのが他者の評価。

ストレス社会の現代において、一部では「他人の意見は気にするな!」という風潮がありますが、経歴なしで就職したのでそんな悠長なことは言ってられません。

なんとしても他人の評価を勝ち取る必要があります。

なぜなら、アナタは経歴なしの新卒とは違い、年齢だけでいうとベテランに近い位置になります。

真面目にやっていても最初の頃は「使えないやつ」という烙印を押されます。

正直、つらいです。

しかし、今回はそこの負担をなるべく減らし、少しでもつらい時期を軽減させ、他者にも評価してもらえる極意をご紹介します。

 

先に結論から言うと、

他者の評価は演出できます。

 

 

入社後は2週間で評価される

 

最初の評価は2週間で決まると言われています。

私は最初に業務改善コンサルタントとして就職しました。勤務先としてはクライアント先に常駐する形になるのですが、先輩によく言われたのが「2週間で成果を出せ!」という言葉。

どうやら2週間で最初の評価が決まるらしいです。

実はこれにはちゃんと理由があります。

まず、入社後の最初の1週間は自己紹介、会社の紹介、仕事内容などオリエンテーションみたいな形が多く、未経験で経歴なしの人間にいきなり仕事を任せるなんて考えられません。仮に営業会社で初日からテレアポをやらされることがあっても、1週間だと「手始めに」程度に終わるので、成果が出なくても評価されないんです。

 

しかし、2週間だと話が変わります。

1週間目は成果が上がらず、失敗を繰り返しての2週間目。

このタイミングで仕事上での第一印象が決まります。

「こいつは期待できるな」
「こいつセンスないな」

このイメージが浸透し始めるのがちょうど2週間たったころです。

つまり、最初の勝負は2週間。

2週間で結果を残すこと。

これがキモになります。

 

一言で表現できる評価を目指す

 

「評価されるにはどうすればいいか?」

これに関しては後々に説明します。

まず、「いい評価をされる前提」で話を進めると、そもそも論として「一言で表現できる良い評価」を目指すのがベストです。

うーん、どういうことか?

評価というのは横展開して芋づる式に流れていきます。

雑談の中で「あの新人どう?」という会話は必ず生まれます。その際に一言でわかりやすい良い評価をされると横展開され、社内に「元お笑い芸人で経歴ないけどできるやつ」という評価を受けます。

一言でわかりやすいポジティブな評価だと、

「仕事ができる」
「よく頑張っている」
「ちゃんとしている」

この3つくらいでしょうか。

正直、経歴なしだと業務に対しての評価はほとんどされないです。

お笑いも同様に最初の舞台で爆笑を取る人なんていません。

 

「仕事ができる」

⇒これだと上記の通り経歴なしだと現実的に厳しいです。

「よく頑張っている」

⇒これは頑張っている姿を見てもらえれば評価されそうです。

「真面目でちゃんとしている」

⇒これもやり方次第では評価される可能性が広がります。

 

まずは最初の2週間で、

「よく頑張っている」
「真面目でちゃんとしている」

この2つの評価を得られることを目指しましょう。

ただし!

最大の問題が、、、

それは評価は他人がするものという点。

過度なアピールは逆効果です。

「人は頑張っているアピール」を嫌います。

さらに、アナタがいくら頑張っても評価をするのは周囲なのは変わらない。

では、どう頑張れば評価されるか。

答えは単純です。

 

主体的に動く

 

端的に言うと、指示待ちにならず主体的に動くこと。

とにかく自分から動くことによって見られ方が大きく変わってきます。

経歴なしのアナタを受け入れる会社は良い意味でも悪い意味でも、中小・ベンチャー企業が多いはず。

経歴なしの人間がいきなり体制が整った大手企業に採用される可能性は極めて低いです。

そんな中小・ベンチャー企業だと基本的に人手が足りていないので研修が整っていません。

なので、基本的に自分から学びにいかないとスキルを得られないんです。

指示待ちだと一生スキルは身につきませんし、未来はありません。

 

指示待ちをどうすれば回避できるか?

「何をすればいいですか?」

と、先輩に聞いてもNGです!

実はこれNGなんです!

正しくは、

「〇〇をやっておきました!」

これが正解です。

何をやればいいかを聞いても、経歴なしの新入社員なので、どんな仕事を与えて良いのか先輩社員でさえわかりません。

なので、最初の頃は手持ち無沙汰な形になります。

ポイントは先輩社員の1日の流れを把握して、先輩が仕事がしやすいように少しずつフォローしていくこと。

なんでもいいんです。

 

たとえば、

・会議室の場所を押さえる
・会議の参加者の調整する
・全員参加の会議で茶菓子を用意する

こんなことでも先輩社員からするとありがたい。まだ明確な仕事が与えられていない場合は、逆にやりすぎてストップがかかるくらいがちょうどいい。

とにかく自分で考えて動くこと。

これも大きなチャレンジです。

もちろん、わからないことだらけなので、失敗する回数も多くなるでしょう。

その失敗はチャンスです。

失敗したら間違えていたところを改善するだけ。

チャレンジしないのは一生成長しません。

とにかく動く、自分から動く。

これにつきます。

 

まとめ

 

今回は入社後2週間で評価を得る話をしました。

内容をまとめると以下の通り。

・入社後は2週間で評価される
 ①入社後の1週間目は自己紹介や会社の紹介
 ②入社後の2週間目で最初のイメージがつく

・一言で表現できる評価を目指す
 ①「よく頑張っている」と「真面目でちゃんとしている」を目指そう
 ②ただし、評価は他人がするものなので過度なアピールは逆効果

・主体的に動くことで評価される
 ①「何をすればいいですか?」ではなく、「〇〇をやっておきました!」
 ②失敗してもチャレンジの回数を増やす

 

現実的な話ですが、入社後は孤独です。

経歴なしで入社すると同じ経歴の人間はおらず、得体のしれない先輩社員に囲まれて仕事をやる羽目になります。

最初のうちは少々つらい思いをするでしょう。

しかし、今回の内容を実行することで、つらい思いが最短距離で乗り越えられます。

ともに頑張りましょう。

応援しています。

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