馬鹿にされた元お笑い芸人の復讐劇

実際にお笑い芸人から会社員として働き始める前は、

「顧客の前でかっこよくプレゼンをしたい!」

「営業で大きい金額の案件を受注したい!」

「社内で最速で出世していきたい!」

 

そんなイメージを持つ人も少なくありません。

実際にお笑い芸人を始める前も「絶対に売れないだろうなぁ~」とネガティブな感情ではなく、「俺は売れる!冠番組を持ってデッカイ家や高級車を買って芸能人になる!」という大きな夢を抱いてお笑いの門を叩く人が多いはずです。

 

しかし、お笑いと同様に残念ながらビジネスも最初はうまくいきません。

仮に「最初はうまくいかないだろうなぁ~」と想像していても、その想像よりもうまくいきません。

もしかしたら、自分のできなさ加減に絶望するかもしれません。自分の存在が惨めになり、いますぐ逃げ出したくなる気持ちになります。年齢を重ねるほど、自分よりも仕事ができる年下や他の社員と比較して絶望します。

「なんで俺はこんなに仕事ができないんだ?」

 

さらに、同僚からバカにされることもあります。

「この年齢になってこんなこともできないのかよ」

 

それを思われても仕方ありません。

なんせ、仕事ができないのだから。

だからこそ彼らをいつか見返してやりましょう。

重要なのが仕事ができない今ではなく、悔しいという気持ちと、行動を継続することです。

今回は仕事で絶望したりバカにされたりしても、そこから立ち上がる方法をご紹介します。

 

 

最初は誰もうまく行かない

 

結論、いま成功しているビジネスの多くは誰しもが最初から上手くスマートに仕事がこなせてはいません。必ずどこかで大きな失敗をして、それを地道に改善していくことを繰り返しています。

今回のテーマの “絶望から立ち上がる” ための最大のコツは「絶望とうまく付き合っていく」ことです。

悔しい気持ちを原動力にして頑張るエネルギーに変えます。

よく言われていることですが、多くの人が別の世界に飛び込んですぐに結果を残せるはずがありません。今では仕事ができるように見える人でさえ、最初は失敗ばかりしまくりました。

これはどの世界でも共通と言えるでしょう。

 

売れているお笑い芸人も、最初から爆笑を取った人なんていません。最初のころは何度もスベってスベってスベりまくって、毎回のネタを振り返りながら前回よりも良いものを磨いて行って成功にたどり着いたはずです。

では、どのようにして絶望とうまく付き合っていくのか?

 

ポイントは3つです。

 ①できない自分を認める
 ②ドラマの主人公になった気持ちになる
 ③悔しい気持ちを文字に起こす

 

1つずつ解説していきます。

絶望と上手く付き合うコツ:①できない自分を認める

 

まずは仕事ができない自分を認めましょう。

「俺の力はこんなもんじゃない!」

いえ、こんなもんです。

残念ですが。

こんなもんだからできないんです。

自分の能力を認めて、どこができないのかを把握する必要があります。そこから、できないことを1つ1つ解消していくことの繰り返しで1年後や5年後に成長していきます。

だからこそ、今のできない自分を認めることから始めましょう。

 

絶望と上手く付き合うコツ:②ドラマの主人公になった気持ちになる

 

できない自分を認めたら、ドラマの主人公になって駆け上がっていくストーリーだと妄想しましょう。

もしイメージできなかったら、実際にビジネス系のドラマや小説を見て自分の重ね合わせるのもおすすめです。

例えば、「半沢直樹」「下町ロケット」など、少し前に話題になったビジネス系のドラマを見ながら、自分が主人公になった気持ちで見ていくと明日もまた頑張れる原動力となるはず。

少し単純ですが実はかなり有効です。

 

ドラマの主人公は基本的に物事がうまく進みません。

何度も失敗して失敗して、最終回で成功します。

だからこそドラマなんです。

失敗が見どころなんです。

アナタの人生も同じはず。

いまはドラマの最中。

まだ第一話が始まったばかり。

ここから巻き返しです。

最終回まで突っ走りましょう。

 

絶望と上手く付き合うコツ:③悔しい気持ちを文字に起こす

 

その時その時で感じた悔しい気持ちは文字起こしして振り返りましょう。

悔しい気持ちを愚痴やストレスにして消化せずに、文字に起こして「いつか見返してやる!」という原動力にしましょう。さらに、振り返った時に、できなかったことが数カ月後にはできるようになっていると成長を感じます。

仕事の成長はRPGゲームと同じです。

自分がレベルアップしていき、強い技を覚えていき敵を倒していきます。

考え方は単純で、「昨日よりも衰退しない」ことだけ。

それを自分との約束にして守っていけば勝手にできるようになっていきます。

なぜなら、失敗した昨日よりも衰退しないので。

どこで悔しい気持ちになったのか(=今の課題)を把握できるので、最短で成長できるチャンスが広がります。

ぜひ、悔しい気持ちを文字に起こして、振り返っていきましょう!

 

絶対にやってはいけないこと

 

成長を目指す上で絶対にやってはいけないことがあります。

 

①全力で走り抜くことを諦める

絶対に諦めてはいけません。

常に「見返してやる!」と気を張っているとドッと疲れが溜まります。

しかし、休憩はそこそこで全力で走り切ることを諦めてはもったいない!

せっかく、お笑い芸人から会社員になって、頑張れる原動力(成長チャンス)を見つけられたのに諦めてしまうと全てが水の泡です。

もちろん、そこまで頑張らなくて、そこそこの給料をもらいたいというなら、それでも構いません。

しかし、それだと非常にもったいない!

走り切るのに疲れたら、少し休んでまた走り続けましょう。

私も走り続けています。

疲れたら私のブログを見に来てください。

少しでもアナタの原動力に変えられればと思います。

 

②やり抜かないで環境や外部要因に文句ばかりいう

なかなか結果がでないと、

「上司がフォローしてくれない」

「働きにくい組織だ」

「もっと大きい仕事を任せてほしい」

 

とネガティブに感じることが出てきます。

しかし、いくら愚痴をいったところで何の解決にもなりません。

とにかく今は自分が結果を残すこと。

周囲は結果で黙らせましょう。

負の感情は頑張る原動力にするだけで何の解決にもなりません。

愚痴ばかりで行動しないのは愚者がやることです。

まずは結果!!

結果を残して、さらなる成長機会が今の組織では厳しいようであれば上司に相談か、次のステップを目指して転職するかの話になります。

それまでは目の前の結果にこだわることが最重要です。

 

まとめ

 

今回は少々熱がこもった話になりました。

しかし、お笑い芸人という異色の経歴から会社員になった際に最初にぶち当たる壁です。

ここを乗り越えるかで今後の会社員人生が大きく変わります。

では、今回の内容をまとめます。

 

・最初は誰もうまく行かない

・仕事ができない絶望とうまく付き合うポイント
 ①できない自分を認める
 ②ドラマの主人公になった気持ちになる
 ③悔しい気持ちを文字起こしする

・絶対にやってはいけないこと
 ①全力で走り抜くことを諦める
 ②やり抜かないで環境や外部要因に文句ばかりいう

 

最初に述べたとおり、うまくいかないことだらけでしょう。

これはしょうがないです。

現にできていないのですから。

だからこそ、自分を認めて1つずつできることを増やしていく。

それが1年後や5年後の成長したアナタの姿です。

さあ、これから!

気合い入れて頑張りましょう。

応援しています!

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