市場価値を高める「なぜ働くのか?」を明確にする5つの質問

働き続けると必ず直面するのが「なぜ俺は働いているのか?」という疑問です。

家族など守るべき人がいれば、「誰かのために」という働く理由が生まれます。

しかし、独り身だった場合、日銭を稼いで最低限度の生活をするためであれば別に正社員で働かなくても大丈夫なんです。その結論に至った場合、「そもそも何で俺は働いているのか?」という疑問に陥ります。

しかし、私の意見として、誰がどういったモチベーションで働こうが、誰かに迷惑さえかけなければいいと思っています。私が防ぎたいのは、本来は「もっとモチベーション高く働きたい!」という人が、壁にぶつかって「なんで働いているのか?」を正しく考えられず、意味もなく職場を転々としてしまうこと。

そういった不幸な転職を防止するために、今回は自分自身の市場価値を高める「なぜ働くのか?」を明確にする質問を5つ考えました。この質問で自分自身を振り返ることで、今ぶちあたっている壁を乗り越えられるキッカケになればと思います。

 

質問①:過去(今)の経験はこれからどう活きるのか?

最初の質問は過去や今の視点から未来へ向けたものです。

過去や今の仕事に向き合いつつ、将来的にはどうしていけるのかを振り返ってみることで、いつも通りこなしている感覚の仕事を客観的に見ることができます。

ちなみに、私の回答はこちらです。

お笑い芸人だった頃の過去を洗い出しました。

【神谷の回答】

①提案などのプレゼンテーション能力
お笑い芸人時代は年間で約100回ほどライブに出演。どの場面でお客様を引き付けてネタを披露すのかを繰り返していたので、プレゼンテーションも同様に活かせる部分は多くある。

②羞恥心がないところ
やるところはしっかりやったことを前提として(メリハリ)、何かいじられたり、恥ずかしい思いをしても内に隠すことなく表に出すことができる。そのおかげか、自分で調べてもわからないことはすぐに聞くことを実践できている。

 

質問②:自分の長所はなにか?

次は自分のいいところを振り返ります。

面接とかだと短所も聞かれがちですが、あえて触れません。

できることを更に伸ばしていきましょう。

短所を修正するよりも効率が数倍マシです。

ちなみに、私の回答はこちらです。

今の仕事で長所を振り返ってみました。

【神谷の回答】
長所はしぶとさ。
今の職場で、周りのレベルと求められる内容の高さに心が折れたことが何度かあった。
しかし、このまま逃げると逃げ癖がついてしまうと思い、できなかったことを細かく分解し、その中でも「できること」と「できないこと」に振分けた。
そして、できないことができるようになるためには何をどうすればいいのか、具体的なタスクレベルに落として、「できないことの中のすぐにできること」からやっていった。
その結果、徐々に成果を上げることができ、現在は1人で案件を回し、多くの引き合いをいただいている。

 

質問③:あの人はどういった気持ちで働いているのか?

3つ目は自分ではなく、もっとスキルが高い人の気分になってみましょう。

例えば、松本人志さんはどういった気持ちで仕事に臨んでいるのか?

これをイメージするだけでも、明日から自分もどういう気持で頑張るかを整理できます。

ちなみに、私の回答はこちらです。

松本人志さんの気持ちをイメージしてみました。

【神谷の回答】
あの時の自分のコメントやリアクション最大限の笑いになったのか?
もっと笑いが起こるところはなかったのか?
出演者が何の違和感もなく気持ちいい形で終われたか?
今回の反省を次の現場ではどう活かせるか?

 

質問④:誇れる実績や才能はあるのか?

4つ目の質問は具体的な実績を振り返ることです。

経歴が浅いと難しいかもしれませんが、小さな積み重ねで良いんです。

ちなみに、私の回答はこちらです。

大した実績はないので、振り絞って考え抜きました。

【神谷の回答】
現在の案件においてクライアントの信頼を得られていること。
自分より年齢がひと周りも上の方に提案をする。当初は本当に相手にもされなかった。
粘り強く交渉し、相手の2歩3歩先を読んで提案することで、信頼を勝ち取り、相手から逆に「こういう提案がほしい」と相手から相談されるようになってきた。

 

質問⑤:仕事とはなにか?

最後は、そもそも論の話です。

あえて、「仕事とは?」を振り返ります。

ここが最も重要なポイントです。

前の4つの質問を経て、最終的に「仕事とはなにか?」を改めて考えてみましょう。

ちなみに、私の回答はこちらです。

点ではなく、自分の仕事が線となっていることを確認しています。

【神谷の回答】
自分が定義する仕事とは、誰かを幸せにすること。
例えば、Webマーケターとしてパフォーマンスを残せばクライアントが幸せになる。
他の仕事でも同様、何かに困っている、もしくは何か欲しているものを得る対価として賃金を払っている。なので、ニーズに対して答えることで、相手が幸せになることが仕事と私は考えている。

 

まとめ

今回は実際に働き始めて、自分を振り返ってみることを記事にしました。

まとめると以下のとおりです。

・モチベーション高くし続けるのは難しい
 ①なんで働いているのかがわからなくなり意味もない転職を繰り返す
 ②「なぜ働くのか?」を明確にしてぶち当たっている壁を乗り越える

・質問①:過去(今)の経験はこれからどう活きるのか?
 ①過去や今の仕事に向き合うことで将来的にどうしていきたいかを考える
 ②いつも通りこなしている仕事を客観的に見ることができる

・質問②:自分の長所
 ①良いところを伸ばすために長所を振り返る
 ②短所を修正するよりも効率が数倍マシ

・質問③:あの人はどういった気持ちで働いているのか?を想像してみる
 ①憧れの人をイメージしてみる
 ②明日から自分もどういう気持で頑張るかを整理できる

・質問④:誇れる実績や才能があるのか?
 ①大きな実績じゃなくてもいい
 ②小さな積み重ねを実感して大きくしていく

・質問⑤:仕事とはなにか?
 ①4つの質問を経ての最大のポイント
 ②そもそも論から点を線で結ぶ

これらの回答はアタナが成長するとアップデートしていきます。

2年後3年後は違った答えになってくるでしょう。

もしかすると、質問自体も変わっているかもしれません。

常に成長。

きっとうまくいきます。

応援しています。

ともに頑張りましょう。

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