元お笑い芸人が知りたい就職先での自己紹介

今回の内容は知っておかないとストレスが溜まる話です。

もう、、、

本当に、、、

本当に、、、、、、

最後の犠牲者は私だけにしてほしい。

それは、、、

 

自己紹介!!!

 

自己紹介は仕事を始めると避けて通れません。

お笑い芸人をやっていた時も先輩や現場の人に自己紹介を何度も経験したと思います。

会社員も同じです。

ただし、お笑い芸人時代と大きく違うのは、会社員にとって「元お笑い芸人」という存在が非常に珍しいということ。なので、「元お笑い芸人です」と自己紹介すると、たまに聞かれるのが「ネタやってよ」「コンビ?ピン?」などという質問です。

これが面倒くさい。。。

想像以上に面倒くさい。。。

ネタをやっても99%ウケませんし、やったらやったで同じような雑なフリを別の現場でやらされる可能性があります。会社員になって幾度となく自己紹介をこなしてきた私も、いまだに自己紹介をする際には何を言われるかわからないので少し緊張します。

今回は元お笑い芸人が自己紹介をする際のポイントをお伝えすることで、「面倒くさい質問を最小限に回避する方法」をご紹介します。

 

元お笑い芸人が自己紹介で伝える項目

 

結論、こちらから何かを伝える際は余計なことを話さないことが鉄則です。

聞く側は相手の話を真剣に聞いているわけではありません。

しかも、「元お笑い芸人」というワードを聞いた瞬間に興味がある人であれば「事務所は?」「漫才?」「同期は誰?」など疑問が一気に溢れ出てきます。

なので、自己紹介する側から余計な情報を提供はせずに、相手の質問に回答する形で十分事足ります。

 

私の場合だと↓↓↓

「高校卒業後にお笑い芸人を約5年ほどやっていました」

のみです。

おそらく、質問が飛んでくるのでそれに回答する形でOKです。

 

 

相手から飛んでくる質問

 

私は社内や取引先など様々な場面で自己紹介を経験しました。

そこで感じたのは「元お笑い芸人です」と自己紹介すると、飛んでくる質問の多くはパターンが決まっているということ。つまり、相手が気になるポイント(質問)は同じです。それら定番の質問に対して事前に回答を用意していれば、99%で難を逃れることができます。

 

飛んでくる主な質問はこちら。

 ①コンビ?ピン?トリオ?
 ②所属事務所は?
 ③漫才?コント?
 ④ネタってどうやって作っているの?
 ⑤お笑い芸人の世界って厳しい?

 

だいたいこれです。

90%はこの質問で収まります。

ただ、私が所属していた会社は人がいいのか、世の中が個人の過去を掘り起こすことを避けているのか不明ですが、これ以上に深ぼってきた質問はほとんどありませんでした。

しかし、上記の質問は結構な頻度で飛んでくるので、一言で返せる回答だけを用意しておきましょう。

重要なことなので何度も繰り返しますが、余計なことは一切しゃべらないこと。

 

ただし、あくまで社内での自己紹介の例です。

お酒の席とかでは少々異なります。

少し鋭利な質問も飛んできます。

 

飲み会や雑談中によく聞かれる質問と回答例

 

社内の自己紹介であれば、そこまで突っ込んだ質問はきません。

しかし、飲み会やランチなどで雑談に入る時には少々突っ込んだ質問が飛んできます。

 

私がこれまで経験した質問だと主に以下5つ。

 ①M-1(KOC/R-1)はどこまで行った?
 ②テレビに出たことある?
 ③なんで辞めたの?
 ④芸能界の裏話おしえてよ
 ⑤ネタやってよ

 

答えやすいものから、答えづらいものまで。

それぞれの質問と回答例をご紹介していきます。 

 

①M-1(KOC/R-1)はどこまで行った?

これは1回戦や2回戦で敗退していた場合は少々答えづらい質問です。

しかし、逆に吹っ切れて堂々と答えましょう。

 

1回戦負けでした!
完膚なきままに叩きのめされました!
辞めてよかったです!

 

このように吹っ切れて回答すると相手はこれ以上に質問をしてきません。

続けて質問をしたとしても、一般常識のある会社員であれば「お笑い芸人の世界って大変だなぁ~」と共感してくれます。

逆に「そのネタをやってよ」と言われたら完全に無視してOKです。

その言葉を回避する例も後述しています。

②テレビに出たことある?

いくつかのテレビに出演していれば、その番組名や共演していた有名人などを答えましょう。

しかし、テレビ出演が皆無の場合はこちらも答えづらいです。

私も経験あります。。。
(胸が痛い)

いくつかパターンがありますが、ここでも質問者の気を使わせないように吹っ切れて回答しましょう。

 

テレビ出演はゼロです!
オーディションには行ったんですがね。

 

「テレビ出演がゼロで何が悪い!?」といった勢いで伝えましょう。

逆にテレビに出演している人たちが化け物なんだといったテンションです。

 

③なんで辞めたの?

辞めた理由に関しても聞かれることが多いです。

お笑い芸人だけに限らず、役者や声優など芸能関係者が辞める理由はたいして変わらないので、ぜひこのテンプレートを使ってください。逆に言いづらい理由で辞めた方もご活用できるほど汎用化されたものです。

 

続ければ続けるほど限界を感じたからです!
「売れること」と「売れ続けること」が大きく違い、一瞬でも売れる芸人でさえほんの一握りで、さらに売れ続けるのは0.1%くらいでしかない世界では戦うのはしんどいと思って辞めました。

 

辞める理由はこれ以上でもこれ以下でもありません。

多くのお笑い芸人が辞めた理由として当てはまるのではないでしょうか。

 

④芸能界の裏話おしえてよ

ゴシップ好きの人から聞かれるパターンが多いです。

ただし、どんなゴシップを持っていたとしても絶対に口にしてはいけません。

そのネタが週刊誌に売られる可能性もあります。

なので知られるとヤバい裏話的な情報は一般人に流さないことが鉄則です。

そこで、誰も傷つかない回答をご紹介します。

 

裏話っていうのが特になくてですね。お笑い芸人って厳しい人が多いイメージって思われがちなんですが、裏ではめちゃくちゃ良い人ばっかりなんです。なので、特に裏話はないですね。

 

とにかく芸能界はクリーンなイメージを伝えましょう。

逆に裏話を社内に漏らしてもメリットは全くありません。

さらに、事実を伝えたとしても情報が独り歩きして盛りに盛られることもあります。

リークした本人の名前(アナタ)だけさらされる可能性もあります。

以上のことから、裏話については注意が必要です。

 

⑤ネタやってよ

飲み会の席では「ネタやってよ」と言われることがあります。

本当によくあります。

最悪です。

やっても絶対にウケません。

何か百戦錬磨の一発ギャグを持って入れば話は別ですが、そんなギャグを持っている人はそもそもお笑い芸人を辞めていないので、自分が百戦錬磨のギャグだと思っていても実際に試してみるのは辞めておきましょう。

しかし、単に「嫌です」と答えると場の空気が悪くなります。

そこで、100%回避する方法がこちら。

 

いやいや、ネタなんて持っているわけないじゃないですか!
ウケるネタがないから辞めたんですよ!

 

これだけ伝えてその場をやり過ごしましょう。

相手に悪意がない場合が多いので、場の空気を悪くすると「協調性がない」という認識をされてしまいます。あまりにも精神的に耐えられなかった場合は人事や上司に相談しましょう。

耐えられるのなら徹底的にスルーです。

 

まとめ

元お笑い芸人で会社員をやっていると、やりづらいことも多く出てきます。

しかし、逆に「元お笑い芸人で良かった」と思えることも遭遇しましょう。

例えば、自己紹介をするとインパクトに残るので覚えてもらいやすかったり、話が盛り上がるので顧客と商談中でも場が和みます。

プラスもマイナスもありますが、それらとうまく付き合っていく必要があります。

 

今回ご紹介した内容をまとめると以下の通りです。

・「元お笑い芸人です」と伝えると相手から来る質問と回答例

 ①コンビ?ピン?トリオ?
 ②所属事務所は?(有名じゃなければ所属の芸人を伝える)
 ③漫才?コント?

・飲み会や雑談中によく聞かれる質問と回答例

 ①M-1(KOC/R-1)はどこまで行った?
 ②テレビに出たことある?
 ③なんで辞めたの?
 ④芸能界の裏話おしえてよ
 ⑤ネタやってよ

 

ほとんどの割合を占めているので事前に回答を用意しておくことをおすすめします。

最初は戸惑うこともあるでしょうが、きっとうまくいくはずです。

応援しています。

共に頑張りましょう。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました