どうも。
元お笑い芸人の神谷(カミヤ)と申します。
現在、東証一部上場企業のにてWebマーケティングの仕事をしております。
このサイトでは僕の経験も踏まえて、お笑い芸人や役者、ミュージシャンなど芸能界で活動していたけど、辞めた後にどうすればいいか悩んでいるアナタの道しるべになるような記事を投稿しております。
新しい人生へ大きく一歩踏み出す、いわば皆さんの応援隊長として、皆さんが新たな幸せを手に入れられるまで、できる限りブログという形でご支援できればと思います。
さて、前回は「芸人の辞め方(ピン芸人)」をお届けしました。
まず、そもそも、まだ心のどこかで辞めるかを悩んでいる方。
ぜひとも、以前に僕が記載したブログをご覧いただき、たっぷりと悩みぬいていただければ幸いです。
今回は前回のピン芸人と違い、コンビやトリオの方は、相方がいるので自分が辞めようと決意しても相方の意思にそぐわない場合はトラブルの元となり、後味が悪くなります。
きっぱりと気持ちよく辞めるためにも相方とはじっくりと話し合い、お互いが納得した形で辞めることを伝えましょう。
では、どのような形で伝える方がいいか?
今回はそちらをご紹介していきます。
相方を誘い出す
いつも通りであれば「ネタ合わせ」という形で、いつも通っているファミレスやカフェなどに誘うことはできるでしょう。
しかし、今回は辞めることを伝える、いわゆる「解散」というやつです。
どうしても内容は重くなります。
小手先のテクニックや冗談で乗り切るわけにはいきません。
そこはきっぱりと、「相談したいことがある」とだけ伝えましょう。
他に余計なことは言わずに、「相談したいことがある」だけです。
いつもと違う雰囲気なので相方もなんとなく察するはずです。
アナタも辛いでしょうが、そこは逃げずに相方を誘い出しましょう。
場所を選ぶ
次に場所選びです。
意外とこれは注意が必要です。
例えば、いつも通っているファミレスやカフェだと、どうしても人目が気になり、集中力が散漫しがちです。
おススメは個室の居酒屋です。
あまりオシャレすぎず、チェーン店の個室であれば無難でしょう。
どことなく、畳みかけるように相方に「いつもと違うぞ感」を感じてもらいます。
ここまでくれば相方も「解散の相談だ」ということは察しがつくでしょう。
なので、意外性など一切必要ないです。
真正面からぶつかりましょう。
一通りの流れは、非常に体力がいる重い内容ですが、変に逃げずに真剣さが伝わらなかったら一生後悔します。
自分の人生に一度ケジメをつけるために、ここは踏ん張りましょう。
この後腐れなくすることが、お笑い芸人を辞めた後でも非常に重要となります。
ここで変に後味悪く逃げるような形で辞めてしまうと、「逃げ癖」がついてしまいます。
この癖を修正するのは、なかなか難しいです。
何か嫌なことがあるとすぐに逃げたくなり、自分を正当化してしまいがちです。
だからこそ、芸人の最後の仕事、「ちゃんと辞める」ことを勤め上げるために、後腐れなくきっぱりと辞めることにしましょう。
「辞める」ことの伝え方
テクニックは存在しません。
相方もここまでフリが立っていれば、辞めるか、結婚するかの二択と考えるでしょう。
しかし、アポイントを取って、何度かやり取りをしている段階で、「結婚」ではないことは察しがつくはずです。
この段階では「解散」を伝えられる確率は90%を超えます。
いや、ほぼ100%です。
そこまで予測できているので、包み隠さずキッパリと伝えましょう。
「芸人辞めることにした、解散しよう」
まずはこれだけで十分です。
あとは、相手からの質問に答えましょう。
「なんで辞めるのか」
「辞めて何をするのか」
「誰かに相談したのか」
もしかすると説得されるかもしれません。
もし、説得に少しでも揺るいだら考え直してみるのもいいでしょう。
そこはアナタにお任せします。
自分の人生は自分で決める。
ここが最重要です。
私は、その選択した道の中で、少しでも困難が立ちはだかれば一緒に乗り越えるヒントを提供するくらいしかお力添えはできません。
その前段として、物事を決めるのはアナタしかできないんです。
あくまでもこのブログはお笑い芸人を辞めることを推奨しているわけではありません。
「新たな人生を求めるアナタの応援隊長」として、お力添えは可能な限りやらせていただきます。
もし、その時に解散が決まらず保留になった場合は時間をかけても大丈夫です。
アナタと相方の人生ですので。
絶対に後悔はしないように。
時間をかけましょう。
今回の内容は、一見、当たり前に見えますが、いざ自分が実行するとなると非常に困難な内容です。
経験している身として十分に理解できます。
だからこそ、真剣に最後まで踏ん張りましょう。
キッパリと後腐れなく辞める。
これができる大人は、社会人でも実はあまり多くありません。
人生においても忘れることができないくらい辛い状況ですが、ここで逃げ癖を生み出さないように。
ここできちんとケジメをつけることをおススメします。
アナタの人生、きっとうまくいきます。
応援しています。