どうも。
元お笑い芸人の神谷（カミヤ）と申します。
現在、東証一部上場企業にてWebマーケティングの仕事をしております。
このサイトでは僕の経験も踏まえて、お笑い芸人や役者、ミュージシャンなど芸能界で活動していたけど、辞めた後にどうすればいいか悩んでいるアナタの道しるべになるような記事を投稿しております。
新しい人生へ大きく一歩踏み出す、いわばアナタの応援隊長として、アナタが新たな幸せを手に入れられるまで、できる限りブログという形でご支援できればと思います。
前回は「やりたいこと」を見つける上での考えたい「Will」「Can」「Must」についてお伝えしました。
今回はより具体的な、「ではどうやってそれらを探すのか？」をお伝えします。
「自分はどうありたいか？」
まず考えたいのは、そもそも自分はどうありたいのかです。
よく若いビジネスマンと話をしていて「どうありたいか？」について聞くと、
「年齢を重ねても仕事を楽しいと思えるようにいま頑張りたい」
「会社に縛られた中年のおじさんになりたくない」
「常にモチベーションを上げて仕事をしたい」
など、素晴らしく明確な答えを持っています。
ただ、これは意識高い（良い意味で）若手ビジネスマだけではなく、
おそらく、アナタ自身も何か持っているはずです。
例えば、
「楽しく働きたい」
「新しい仕事にチャレンジする気持ちでいたい」
「明るく元気でいたい」
など、具体的でなくても何か自分が気にせずとも決めているルールみたいなものがあるはずです。
まずはそこを見つけていく作業からしていきましょう。
よくやるのが、「自分がどういう人間なのか」をざっと紙に書いていき、客観的に見て実は気づかなかった自分の本当の姿を探していく方法です。
ベストは親しい友人や知人、恋人などに聞いてみるのもアリですが、親しいからこそ聞きづらいものもあるかもしれません。
友人や知人に聞くのが難しい方は、自分で書き起こして行き、自分でチェックしてみましょう。
「やりたいこと」と「やれそうなこと」は分けて考える
「やりたいこと」と「やれそうなこと」は似たような言葉で混同しがちな言葉です。
「やりたいこと」は「願望」ですが、「やれそうなこと」は「可能性」になります。
例えば、
「お笑い芸人の経験から売れていない芸人をイベントに呼んで仕事をしてもらえるようなイベント会社と立ち上げる」
これは「やりたいこと」になります。
一方、
「お笑い芸人の経験から売れていない芸人をイベントに呼んで仕事をしてもらえるようなイベント会社と立ち上げるために、まずは芸人時代に培ったコミュニケーションスキルを活かして営業が強い会社で営業力を鍛えていく」
これは「やれそうなこと」です。
「営業」は「やりたいこと」ではなく「やれそうなこと」なので大きく異なります。
つまり、「やりたいこと」をやるためにすぐに実行に写せそうなことが「やれそうなこと」です。
何かを始める前に、「やりたいこと」ばかりにフォーカスして、肝心の「どうやるか？」まで具体的に考え切れていない人を多く見かけます。
目標はあるものの、やり方が間違っていたため結果的に失敗するケースも多いです。
「やりたいことを見つけろ」や「やりたいことはなに？」など言われることがあるかと思いますが、そちらと同じように重要なのは「どうやるか」「やれそうなことはなにか」を認識しておくことです。
すぐに「やりたいこと」を見つけなくてもいい
前の記事にも書きましたが、「やりたいこと」なんてすぐに見つかりません。
社会人としてすでに働いている人でさせ「やりたいこと」を持っている人なんてごく僅かです。
意外かもしえませんが、会社員の多くは「やりたいこと」なんて特に持っていないのです。
ただし、あくまでも仕事上のことであって、プライベートで「結婚したい」や「家を建てたい」など「やりたいこと」を持っている人もいます。
そのプライベートのやりたいことを実現するために安定した給与が必要だから就職している人が大半でしょう。
それは否定はしません。
ただし、アナタはこれから会社員として企業の一員として働く上で認識しておいてほしいことが、思った以上に会社員は仕事のことを考えて人生を歩んでいないということです。
お笑い芸人時代は、ネタ番組やバラエティ番組などで売れている芸人を研究したり、空いている日はネタを作ったり、常に面白いことを考えるなど365日24時間お笑いのことを考えていた人が多いのではないでしょうか。
会社員は違います。
仕事とプライベートは完全に別です。
逆にこのあたりはチャンスです。
今までのように365日24時間を自分のスキルアップを忘れずに行動し続けておけば、3～4年で一気に今の会社員を抜き去ることもできます。
そして、仕事で結果が出ていくうちに、「やれそうなこと」として入社した会社で、いつしか「やりたいこと」が見つかっているケースもあります。
むしろ、そちらの方がほとんどです。
本当にやりたいことが見つかるまでの「修行期間」として、いつでもスタートが切れる準備を備えておきましょう。
まとめ
何度も繰り返しますが、「やりたいこと」なんて焦ってすぐに見つけ出さなくても良いです。
漠然と考えつつ、「自分には何ができるだろうか」と可能性を広げる方に注力してください。
そして、「やれそう」と決めたことはとことんやり抜きましょう。
いつしか出会う「やりたいこと」までの準備期間として。
それがのちの起業だったり、サービスの立ち上げだったり、結果はわかりませんが。
すぐに「やりたいこと」を見つけずに、ずっと温めておきましょう。
アナタの未来がより素晴らしいものになるために。
応援しています。
