経歴なしからキャリアを作るなら営業職がオススメな理由

「経歴なしから就職するにはどんな仕事がいいかわからない」

「今の仕事は年収も上がりにくいから手に職を付けたい」

こういった悩みは多くの方が抱えていると思います。不安になってなんとなく調べたけど、結局はどんな仕事が良いのか漠然として、上手く動き出せないといったこともあるでしょう。

そんなアナタにオススメな職種があります。

それは営業職です。

「いまさら営業職をススメられてもなぁ…」と思っている人も多いかもしれません。実は、営業職は多くの可能性を秘めた、非常に可能性がある職業です。

私は現在、マーケティング職ですが、一時期、営業もやっておりました。その経験も踏まえて、今回は、なぜ手に職を付けるなら営業職がオススメなのかをご紹介します。

 

営業職がオススメな理由

私が営業職をオススメする理由は主に3点です。

①どの会社にも基本的に配置されている職種なので転職しやすい
②会社の売上/利益に直結する職種なので交渉スキルがアップ
③出世の道も独立の道も選択肢が広がる

それぞれ解説していきます。

 

①どの会社にも基本的に配置されている職種なので転職しやすい

BtoBでもBtoCでも多くの企業が営業職を配置しているので、営業職を極めると未経験業界でも転職できる幅が広がります。さらに年収アップという可能性まで。例えば、メーカー勤務でもっと自分の実力を測ってみたいから外資のIT企業に転職して年収を大幅に増加させた人など、国内外問わず営業職という職種は必要とされています。

最近だと、アポを取ったり、商談する前段階で顧客をナーチャリング※1する「インサイドセールス」や顧客と直接商談をする「フィールドセールス」に分けている会社もあります。

※1ナーチャリング:潜在顧客⇒見込み顧客へ、見込み顧客⇒既存顧客へと引き上げることなどを指す。

営業職も細分化される時代になりつつありますが、それでも数値を追いかけて達成するコミット力や顧客との交渉力はどの時代でも必要とされるスキルです。

AIの対等により、今の仕事の多くがAIに奪われると言われていますが、営業職は人対人のやり取りがメインとなるため、AIにすべてが取って代わることはないでしょう。もちろん、営業の一部の仕事などはAIや自動化が進むことはありますが。

例えば、顧客から「○○さんだから契約する」と言われると、それをAIで実現することは不可能です。

 

②会社の売上/利益に直結する職種なので交渉スキルがアップ

会社は営利を求める組織体のため、お金がないと継続できません。簡単に考えると、利益を生まないとアナタの給料どころか、PCやデスクなどの設備費などが支払えず倒産します。

いくら、社会的価値があることをやろうとしても、利益を生み出せないとお金が減る一方で資金が尽きて終了です。もちろん、求める顧客に必要となる商品やサービスを設計して世に提供できている状態が大前提ですが、それでも営業職が実際に売上数値を作ってくることは会社としても大きなインパクトになります。

さらに、交渉する相手は多くの場合が経営者や部長クラスなど、会社のお金を動かせる決済を持っている人となるため、交渉力が身につきます。交渉力が身につくと、どんな状況でも自分が進めたい優位な方向へ誘導でき、相手の言いなりになって不利な立場になることを防ぐことができます。

 

③出世の道も独立の道も選択肢が広がる

先ほど述べた交渉力もそうですが、利益を生み出すことに長けていると社内での出世や転職だけではなく、独立という選択肢も広がります。

営業職で独立と言われるとイメージが付きづらいように思えますが、例えば、知人と共同で独立してサービスを始める場合も営業力さえあれば、創業が間もない会社でも、自社に優位になる契約を結べる可能性が出てきます。他にもアウトソーシングの営業職として、他者の商品やサービスを売る専門部隊としても独立が可能です。

そのため、多くの経営者が営業職の出身であるケースが多いです。サイバーエージェントの藤田晋社長など。たとえ、営業出身じゃなくても、独立すると営業をしないと商品やサービスを知ってもらえないといけません。

逆にいくらいい商品やサービスを作ったとしても、営業力が弱いと、そもそも顧客に伝わらず、机上の空論で終了する場合が多いです。独立をするとどこかのタイミングで実際に営業することが必要になってきます。

 

営業職の大変さ

先ほどは営業職をススメる理由を述べました。

「じゃあ、みんな営業職についた方がいいんじゃね!?」

そう思う人も多いでしょう。

結論、その通りなんですが、誰しもが営業職で成功するとは限りません。多くの人が営業に挑戦したけど、挫折も多いため、営業自体の職種は様々な会社で求人を募集しています。つまり、他の職種に比べると選択肢は多いものの、離職率も高い職種でもあるので。

では、営業職はどういったところが大変なのか。

主に以下3点です。

①数値に追われるプレッシャーがある
②自分の営業スタイルを確立するまでには時間がかかる場合がある
③目の前の数値だけではなく2ヶ月先を見て行動しないといけない

これらを1つずつ解説していきます。

 

①数値に追われるプレッシャーがある

どうしても売上や利益を作っていく必要があるため、毎月毎月数字に追われることになります。どんなベテランプレイヤーでも目標が未達だといい気分にはなりませんし、評価が落ちることさえあります。人によっては未達が続くと上司からの叱責や自身の喪失で体調を崩す人が出てきます。

数値に追われるプレッシャーを逆に楽しめない人でないと少々きついでしょう。

人によってはゲーム感覚で、最終目標を達成するために、小さな目標を自分で立てて、それを少しずつ達成するように動ける人もいます。しかし、それは特性などもあるので、一度チャレンジしてみて、どうしても耐えられない場合は、体調を崩す前に異動などを会社に申し出ましょう。

 

②自分の営業スタイルを確立するまでには時間がかかる場合がある

会社にいる百戦錬磨のベテラン営業マンでも、自分のスタイルを確立するには時間がかるケースが多いです。若手でも営業成績が社内トップの人間もいるでしょうが、全てがセンスとういうよりも本人の努力が大きい場合がほとんどです。

例えば、先輩の商談に同席して、先輩のヒアリングや言葉遣い、交渉力などを完コピして型を作るなど、努力を惜しまない結果、独自のスタイルを見つけていきます。

特に営業職は自分のスタイルを確立するまでに時間がかかる場合があります。対人とのコミュニケーションでパフォーマンスが変わってくるため、時代と共に変化も必要です。自分のスタイルを確立させたとしても、作っては壊しの繰り返しで成長し続けないと、スキルは廃れていきます。

 

③目の前の数値だけではなく2ヶ月先を見て行動しないといけない

数値に追われるプレッシャーもそうですが、今月の数値だけではなく、2ヶ月後先まで目標を達成することをシミュレーションしておく必要があります。今月の数値だけを追っていくと、実際に月初になったタイミングで「今月の動きはどうしようか?」をイチから考えていると大きく遅れを取ります。

その会社の独自の商品やサービスであれば問題ありませんが、多くの競合他社は既に動き出している場合が多く、彼らに遅れを取らないようにするためには、更にその先を行く必要があります。なので、1ヶ月後までの動きではなく、2ヶ月後までの動きを想定してかないといけません。

この先を読んで行動する考え方はマネージャー陣や経営層だと常に考えていることなので、営業職でバリバリやっていた人が出世しやすいとはこういった背景があります。

 

営業職の楽しさ

逆に営業職はどういったところが楽しいのか。

そちらをご紹介していきます。

 

①数値目標を達成するとやり遂げた達成感をあじわえる

目標を達成する過程は想定通りにいかない場合は辛い思いをする場合がありますが、その苦しさを乗り越えて目標を達成するとこの上ない喜びが待っています。

この達成感を味わうために営業を続けている人も多く、他の職種だとそんなに味わうことができません。マネジメント側に出世しても数値を達成する快感を忘れられず、自ら志願して最前線で営業職に戻る人もいます。それほど目標を達成したときの気持ちは中毒性があるんです。

 

②お客様に喜んでもらえるのを肌で実感できる

受注して数値目標を達成して、さらにお客様にも喜んで貰えると、達成感は何倍にも膨らみます。自分の頑張りで誰かに喜んで貰えること以上にやりがいを感じることはありません。

営業職は対人との仕事が多いので、商品やサービスを提供したお客様が、実際に利用することで喜んで貰えたのを肌で実感できます。

「〇〇さんのおかげで成功した!」

こんなことを言われるとさらに頑張りたくなるはずです。

目標を追いかける過程やお客様に交渉する過程では辛いことが多いでしょうが、その後の達成感や喜んでもらえたときの嬉しさのギャップが、よりやりがいを爆増させます。

 

③交渉ごとなど臨場感を味わえる

これは人によりますが、経営者や部長クラスを相手にした際の交渉の臨場感は営業職以外では味わえません。

「この商談で○○万円の受注が決まるかも!?」

「この内容は興味を持ってくれたぞ!」

「次の話の展開はどう持っていこうか」

言葉ひとつ間違えると失注することはザラにあるため、交渉する1つ1つの言葉に魂を込めながら、ギリギリの状態を楽しむ。これが営業職の醍醐味です。

もちろん、そこがプレッシャーやストレスになる人もいます。

自分が楽しめるか。

そういったマインドは特性によるものが大きいので、「自分はこの臨場感が楽しめないから営業には向いていない」という考えはやめましょう。あくまで、楽しめるかどうかは本人次第なので、楽しむことが正義ではありません。

 

まとめ

今回は手に職を付けるなら営業職がオススメな理由とその大変さに関してご紹介してきました。

まとめると以下のとおりです。

・営業職がオススメな理由
①どの会社にも基本的に配置されている職種なので転職しやすい
②会社の売上/利益に直結する職種なので交渉スキルがアップ
③出世の道も独立の道も選択肢が広がる

・営業職の大変さ
①数値に追われるプレッシャーがある
②自分の営業スタイルを確立するまでには時間がかかる場合がある
③目の前の数値だけではなく2ヶ月先を見て行動しないといけない

・営業職の楽しさ
①数値目標を達成するとやり遂げた達成感をあじわえる
②お客様に喜んでもらえるのを肌で実感できる
③交渉ごとなど臨場感を味わえる

いかがでしたでしょうか?

「いまさら営業職なんて…」

そんなことをイメージしていた人も営業職には無限の可能性とキャリアの幅が広がる選択肢の多さにお気づきいただけたかと思います。営業はビジネスの基本の多くを学べるため、企業によっては新卒研修で最初の配属先を営業部にする会社も多くあります。

ぜひ、今回の営業職に関する話、ご参考にしてみてください。

応援しています。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました